どうも,
今回のLWA(Life With Architimes)では、2024年も残す所あと1か月を切り、そろそろ各学校での本格的な授業が始まる頃だと思うのですが、私の通う日建学院も力学の対策講義が先々週から始まっており、徐々にギアを上げていかなければいけない空気感が出てきました。
しかし、そんなタイミングだからこそ今回は、ギアをトップスピードに入れてしまう前にどうしても伝えておきたい、過去2度の受験失敗から学んだ息抜きの大切さとお勧めの休日の過ごし方(自分が楽しかった有意義な休日)について話していこうと思います。
受験生のみなさんは試験勉強を始めてからの休日、どんな風にお過ごしでしょうか?
もちろん試験勉強をしていると思いますが、一級建築士試験は長期戦なので、しっかりと学習のペースを作って体調管理もしながらちゃんと息抜きも適度にしていかないと最後まで戦い抜くのは難しいと思います。
今思うと勉強時間も大事だけど、もっと計画的に体調とメンタルを整える事も考えるべきだったと本当に反省しています。
ただ、当時も息抜きは大事だと思っていましたが、そんな事は分かっていても勉強を続けていくと気付いたら勉強をしていない時間が段々と怖くなってくる現象に陥り、「息抜き」する事に対して罪悪感を覚えたり逆にストレスを感じる様になってきてしまいます。そんな勉強中毒みたいな状況でも、今回紹介する私のとある休日の過ごし方なら満足する事間違いなし、一級建築士試験の受験者にオススメの息抜きになると思います。ポイントは、
その日は、先ず犬の散歩等を澄ましてから朝7時のオープンと共に近所のスターバックスになだれ込みお気に入りの席で3時間程勉強をして、その日の息抜きに向けての罪悪感をしっかり薄めてから、その後嫁がまつ毛パーマに行くため一旦帰宅、まだ0歳の最愛の息子に朝ごはんをあげたり戯れたりしながら嫁の帰りを待つ。
昼過ぎに帰ってきた嫁と息子のお世話を交代してジムへ行き1時間ほど運動をし、健康の促進とサウナでリフレッシュをします。
その後、TOTOギャラリー間で開催されていたo+h展を見るために、乃木坂の駅まで自転車を輪行していき、駐輪場がないので受付で預かって貰い展示を堪能、その日はたまたま大西さんが着物姿で会場にいらしていたのですがとても綺麗でかっこよかったので、やっぱり勢いのある売れっ子建築家は雰囲気が違うなと思い正直憧れました。
その後、サイクリングをしつつ、みんな大好き21-21デザインをチラ見して愛してやまない安藤建築を堪能し、外苑前のイチョウ並木を気持ちよく突っ切って何気に初めての新国立競技場をぐるっと周って隈建築を体感しながら里山について考えてみたりして記念に写真なんかも撮ったりして。
槇文彦さんの東京体育館は何かのライブがあったらしく激混みだったので横目に通り過ぎたけど、遠巻きからでも美しさと存在感が際立っていたなと考えながら、移動がてらに東京の建築を堪能しつつ目的地のGAギャラリーに到着。現代世界の建築家展を堪能し併設しているブックショップで本を物色してギャラリーを出る。
あの辺はたくさんオシャレな建築があるのでうろうろ自転車で走りながら建築を見て廻っていたらWONDERWALLの事務所の大きな窓に漫画の様に頭を抱えて悩んでいる片山正通さんを発見してみんな苦労してるんだなってちょっとおもったりしつつ、原宿駅前の伊藤豊雄さんの建築の前で自転車を輪行袋にしまいながら結局、最終的に伊藤豊雄さんは偉大だなと納得。そして自転車を輪行して岐路に着く。
帰ってからは、自転車移動によって程よい疲労感はあるけれど、輪行を上手く使っているのでいい運動にはなったけど必要以上に疲れてはいないというコンディション、
徒歩と電車で移動するよりも都内のちょっとした移動なら自転車で移動した方が時間とお金の節約もでき、効率よく沢山の名建築や展示を見る事が出来た。そのおかげで素晴らしい刺激を受けまくって人生の目標を再設定することが出来、なぜ建築士の資格を取りたかったのかという動機づけも改めてでき、モチベーションが爆上がりしているので、息子を風呂に入れて寝かしつけてから、眠気よりも強いモチベーションのまま2時間ほど追加で勉強する事も出来たので、勉強中毒による罪悪感やストレスを感じる事なく心も体も頭もリフレッシュ出来た大満足な休日の過ごし方でした。
この休日を振り返ると、午前中にある程度頑張って勉強をやっておくことがとても重要で、そのおかげで罪悪感が薄まり気持ちが楽になり全体的にポジティブな気持ちで過ごすことが出来るのでいい流れを生んでいると思います。その上で私は建築と自転車が大好きなので、素晴らしい建築を見たり体感することで癒されるしモチベーションも上がります、なんなら計画の選択肢で今日見た建物が出るかもしれないと思う事で勉強にもなっていると思えば罪悪感はさらに薄まります。
そして都内の建築巡りを最大限に効率化できる自転車[BROMPTON]に乗れば、時間に追われている受験生にとってはうれしい移動時間の短縮や電車代の節約にもなるし、駅から遠く徒歩では行くのが面倒くさい建築にも行けるようになり行動範囲もかなり広がる、また住宅街に突如現れる雑誌には乗っていないけど変わった面白い建築だったり、味のある建物を移動の途中でたまたま見つける事が出来たりもします。もちろん運動不足の解消にもなります。
こんな感じで運動と建築を絡めた休日の息抜きの仕方をすれば、とても満足のいく休日を過ごせるのではないでしょうか。
今回の記事は途中からかなり自分の趣味に偏った内容になってとりとめのない話になってしまいましたが、とにかく息抜きって本当に大事なんだという事が誰かひとりにでも伝わればいいなと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします。
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